なんで日本で公開されないの?未公開の海外映画&ドラマの理由を考える

アメリカに限らず、海外の役者とかシリーズのファンの人なら、現地でリリースされた新作の日本公開を待つのはよくあることでしょう。ファン度が高くなると日本公開される前に待ちきれなくてどうにか観たりするし。すごい人は現地へ見に行ったりするね。

こういうファン活動も昔は、例えばハリウッド俳優のファンの人でも日本人は日本語で情報を得て日本国内で固まって語り合ってたりしたものですが、インターネットが普及してリアルタイムに現地の情報が届くようになると、ダイレクトに海外情報をチェックするようになり、果てはファン活動も海外の人たちとコミュニケーション取ったりする。

国内にファンが少ないとかいないようなマイナーだと、更に海外比率が高まったりして。まあ私のパターンですけども、日本に情報ないしファンもいないし。それでもたまには日本語で語りたいって独りでブツブツ語ってたのが隔離サイトにつながるわけですが…。

 
さてそういう経験すると、情報と共に日本での公開を待っても――来なかった、ということも多々あるわけで。日本未公開の映画やドラマはどうして来なかったのかと、ちょっと考える機会もできたりするわけですよ。

 

映画

映画の場合は、大体一言で言えますが。

つまらない(上に売りがない)からよ。

役者のファンで見てる場合はその辺の贔屓目がありますからストレートに悪くは言いませんけども。ええ。好きな俳優が出てればファンはイメージビデオとして見るからいいやって評価は甘くなるもんね。それでも「ぶっちゃけこのストーリーでは日本で公開されないのも納得」とか客観的にも思ってたりするわけですよ。

それでもつまらない話でも、出てる役者が日本でも有名だったりすれば公開されたりする率は上がるのかな。一方で日本ではマイナーな人ばかり出てて日本じゃファンの動員もなさそうなのは日本には来ないわけで、私らマイナー海外俳優のファンは現地のDVDとかで見ることになります。

 
ここだけの話ですが、アメリカの配信で見たとある映画があまりに面白くなくて、きっと日本では公開されないだろーと舐めて、正直な感想でぼろくそ書いてたら知らないうちに日本でも劇場公開&DVD化されてたらしいのをAmazon.co.jpがお勧めしてきて知って、ごめんなさいって慌ててページ消したこともあります(こらこらこらこら)。←消す前に初めから褒めとけよ。まあ有名役者とか出てたからね。どれかは言えないけども、イギリス大女優とハンサム役者の出てたイギリス映画でした。

あの、えーっと…。

 

主演の役者が改めて話題になったりしたら遅れて日本公開されたりする確率はある?とか期待したけどやっぱり公開されなかったのもあったり。いやこの映画、私は面白いと思ってますけどね。何度も見てるし。
これも日本では公開されてないはずです。私は同じものを北米版(リージョン1)とイギリス版(リージョン2)の2枚持ってるとかアホなことしてますが。片方はノーマン・リーダスのファンの方からの放出品でした。笑。私の目当てはその上にいる人なんだな。

 
たまに「ハリウッド/海外ドラマはレベル高い。それと比べて日本は~」みたいな日本下げ発言を見かけたりしますが、アメリカにもヨーロッパにも韓国や中国にもどこにもレベル低い映画もドラマもあります!日本に来ないだけよ!

君がレベル高いのしか見てないだけ!と言いたい。君ら本当につまらないハリウッド映画見たことないだろ、私はいくつもあるぞ。←威張るな。

そもそもハリウッド映画とか言ってすぐに名前が浮かぶような有名作は日本に来るまでに『日本で売れる条件』をクリアしてきた作品なわけよ。厳選されてますよ。

特に日本公開前から大体的に宣伝されてるような『話題作』は、金かけて日本公開してるわけですから、コケること必至のつまらない話・マイナー役者作品は最初から選んでない。それなりに有名な役者や監督が出てるし、ストーリーも平均より面白いものに決まってます。日本の映画会社もビジネスでやってんだから。

 
とは言いつつもここも語弊があって、そういう大作だけじゃなく、つまらない映画でも日本公開されてます。いわゆるB級・C級作品ね。B級辺りだと派手な宣伝されなくても最初は劇場公開くらいされるのかな。けどそれすらない映画も一昔前はレンタル専用で日本語化されてたりした。誰が見てんだってオチの読めそうなホラーとかパニック映画とか。

なので日本のレンタルですら拾わない映画ってのは、それ以下のレベルってことよ。ぶっちゃけ悲しいですけども。

近頃はその辺が配信に変わってきてるので、配信業者もとにかく作品数を増やそうと競争してるのもあってか、レンタル時代よりもどーしようもなくつまらない映画や実験作かこれ?ってオチもよく分からない映画とかに出くわしてしまう人が増えたかと思います。まあドラマも同様だけど。

そしてそういうのをいくつか見ればアメリカ(他国)にもつまらない映画は山ほどあるって実感していただけるかと思います。

正直、映画に関しては「こんなつまらないのも日本で公開されてたのかー」って意外に思うことはあるけども(大体レンタル・配信専用とか)、「こんなに面白い映画なのになんで日本で公開されないの?!もったいない!!!」ってのはまずないから。取りこぼしがないって点では、日本の配給会社の人はマジで働いてる。

 

ドラマ

さてこれが海外ドラマになるとどうなるかって言うと映画と少し違います。

面白くても配信されないドラマも出てきます。理由としては、現地でも打ち切りだからとか、設定やキャラ・世界観が日本人受けしないとか。配給業者の選択エリア外?っていうか米英以外のヨーロッパドラマは日本に来るのもまだ数少ないよね。途中までしか日本では配信されないのもよくある。

 
・打ち切りとか尻すぼみとか

アメドラの打ち切りってのはシビアな視聴率や制作側・役者の事情によって(多くの場合お金)、シーズン最後に謎が解決せずにクリフハンガーエンディングとかぶった切りで終わってしまうのがよくあるやつです。もし条件が合えば続きが出るかもねって可能性を残してる。なので白黒つけなかったり。死んだか生きてるか不明だったり。非常にモヤモヤした終わりをするわけです。

※犯人不明のモヤモヤを解決するためか、日本の配信ではオリジナルにはない自白の台詞をつけ足して勝手に解決させてるやつとかもある。

 
尻すぼみの方は視聴率が下がるまでだらだら引き延ばすから段々面白くなくなって、見てる人も惰性で見てるみたいな状態になったりするやつ。

こっちは今はそのまま配信されてたりしますが、テレビでアメドラがよく放映されてた昔はその辺はシビアで、日本のテレビや衛星チャンネル局もシーズンごとの買い取りして面白いシーズンだけ日本では公開されてることも多かった。

つまりは思ったほど人気が出なかったり、次シーズンがつまらなかったりすると、途中までしか日本で配信されないという事態が起きたりするわけですよ。特に(昔の?)アメドラは放映権が高かったから厳選されてたって理由もある。

この辺は日本側の基準なので、本国で人気でも日本で人気がないと打ち切られたりします。配信全盛の今も、海外では大人気ってドラマが日本じゃそれほどじゃないとか結構ブレはあるし。私は面白いと思ってハマってたのに視聴率悪くて続きが日本で放送されなかったのもあるし!←英語で見るようになったきっかけ。

更には、最近はアメドラも1シーズン10話未満のリミテッドシリーズとか出てきてますが昔は基本1シーズン22話とかなので、日本のドラマの1クール3ヶ月12話と比べると長い。半年も枠を確保して放映してるのにつまらないとコスパが悪い、みたいなことにもなるわけで。シビアになるよね。

Twin Peaks: The Entire Mystery

※2017年にリブート版が出てますが、懐かしのオリジナルの方。
この『ツイン・ピークス』は本国以上と言われるくらい当時は日本でも人気だった。
それもあってか海外製作Blu-rayに日本語字幕と日本語吹き替えも入ってる。

 
日本のテレビ局とかが流す部分を厳選しちゃうってひどい話ではありますが、厳選しすぎた結果(というか勝手に配慮してくれて?)、とんでもないとこで打ち切りになったドラマもあります。そして多くの人を泣かせたのが『ダイナスティ(Dynasty)』って数年前にリメイクされたアメリカドラマ。

NHK総合で1989年にオリジナル版の一部のシーズンが放映されてました。私は子供で話が理解できずに見てませんでしたが、うちの母が当時楽しみに見てました。そしてトラウマになってました。

石油王だかの超お金持ち一族の愛憎入り乱れの死にまくりのドロドロドラマだったっけ。最終話が確か結婚式にテロリストが乱入してメインキャラクター全員死亡みたいな無茶ぶりエンドだったらしい。IMDbであらすじ確認するとおそらくシーズン5かな。ただNHKはそりゃないよと思ったからか最終回の1話手前の盛り上がるとこで「今回で最終回です」みたいなテロップ出して、最終話を放映せずに強引に打ち切ったとか。

実際は「実は生きていたのだ!」のアメドラありがち設定で次シーズンに続いてるし、NHKでも衛星チャンネルでは前後も放映されてたらしいけども、地上波で楽しみに見てた人にはひどすぎる仕打ち。おかげでうちのお母さんいまだにアメドラ見ないし。それアメドラのせいじゃなくてNHKのせいなのに―。

Dynasty: Season Five

※NHK地上波で最終話が放映されなかったのはおそらくこのシーズン5です。
うちの母にも見せたい。が英語版しかない…。

 
日本で放映や配信が途中までで打ち切られたりは、本国で続いているならば現地のDVDを探したりで続きを見ることはできます。配信専門じゃなければアメドラは今は結構すぐにDVD化してたりするので昔より待ち時間も短い。言語の問題はあるけども。

 
一方で本国で打ち切りの場合は見ようがないですが、アメドラだと打ち切りにもいろいろあって、謎を残しつつ1シーズン完走ならマシな方ではあります。中には、全○話の予定なのに数話放映したとこで打ち切りとかある。こういう未完の途中ぶん投げドラマはそうなるだけの理由があって打ち切られてるわけで――多くの場合は視聴率が悪くて打ち切りですが、たまに日本ではありえない理由のもあります。最近はないかな、昔はあった。

私が知ってるサイテーの理由で打ち切り例は、放送開始してからプロデューサーがライセンス料を吹っかけてテレビ局と決裂して、謎全部放り投げて6話で打ち切りってやつです。更にこのプロデューサーの別の似たようなソープドラマが裏番組で放映始まって、ネタ被りとかでそっちの視聴率下げたくなかったとか。

これ『2000 Malibu Road』って1992年のドラマでドリュー・バリモアの初のテレビシリーズ主演作だったそうですけどね。私もリアルタイムじゃ見てませんけども、若い頃の私の好きな俳優がメインで出てたんです。本人は冤罪だって言ってるさわやか強○魔の役で。おかげで私の好きな彼は弁護士のお姉ちゃんを押し倒したところで本当に変態だったのか冤罪だったのか謎のままよ。ひどい話でしょ。

いくらお金が大事でもさ、渾身の本命ドラマと時間が被ったにしてもさ、最後までやろうよ。ちゃんと話のオチつけようよ、仕事なんだからさ、と日本人は思うわけですけども、アメリカ的には金次第で仕事ぶん投げも許されると?

※しかしこんな終わりなのに、このドラマも日本のWOWWOWでは打ち切り数年後にわざわざ配信したり、大昔にはレンタル用にVHSビデオがあったらしい。日本の業者も節操ない…。

アメリカのプロデューサーがいかに強いかって話ですが。さすがにこれはレアな例で、このプロデューサーは上の『Dynasty』にも関わってましたが、当時売れるドラマをバンバン出してたので、切り捨ても早いし、とっても力を持ってたと。

やっぱりNHKで放映してた日本でも有名な青春ドラマのメインキャラに権力使ってあまり可愛いとは言い難い娘をねじ込んだとかの噂は日本にまで伝わってきてましたっけ。息子もねじ込んでたことはあまり知られてないよね…。

あの、えーっと…。
   

 
そもそもアメドラは1話目がパイロット版で(なのでタイトルにPilotってついてたりするのも多い)作ってみて、それなりに売れるって判断されてシリーズ化するはずなのに、すぐに方向転換って無茶します。脱線ついでに書いとくと私の知ってる最速打ち切りは2話目で打ち切りになったやつ。これは視聴率が理由だけどあきらめ早すぎ。

このドラマはFOX制作『ライアン~若き巡査の誇り(Ryan Caulfield: Year One)』ってやつで昔日本のFOXチャンネルでも配信されてましたが、当然日本でも打ち切りよ、続きが存在しないんだから。アメドラリアルタイム放映ってのはこういうリスクがあります。笑。

まあこれらは日本で放映されたわけですけど、数話で打ち切り型の多くは日本に来ないのは勿論、DVDとか配信にも乗らなかったり、歴史に埋もれて消えてしまうんだけどね。

 
今時は『世界同時配信』みたいなのを売りにしてるドラマもありますが、大体は話題作・有名作です。未知の新作はいきなり日本に来ない。

面白いか分からないのを日本でリアルタイム配信するのは配信する側にリスク高い。見る側もさ、そこそこ面白くて続きが気になったところでいきなり本国で打ち切られ、配信もぶった切られて、モヤモヤや悲しみを体験するのは悲しいよね。なのである程度の厳選はお互い幸せかもしれない。

ちなみに大人の事情で打ち切り・ぶった切りラストはアメドラに限らずイギリスドラマにもあります。イギリスドラマは元々1シーズン(1シリーズ)6話くらいの短いのが多いですが、それすら届いてないやつとか、謎を残して打ち切りとか。こっちも何度か経験しました。

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・長すぎ・古すぎても日本語化されない

長期シリーズのアメドラだとシーズン途中までしか輸入されてないのもちらほらあります。上で書いたように尻すぼみになってくから面白いとこだけで終わるとか。大体は最後のシーズンだけ日本未公開とかさ。中には数年くらい経って続きが来たりもするけども、どんな話だったっけって初めから見返そうとしたら以前の方が配信終了してるとかもある。

更には海外で有名な長期ドラマも日本では全然知られてないのがある。

1963年から放映されててギネスに載ってるって『General Hospital』ってやつとか、その後の1965年からずっと続いてる『Days of Our Lives』ってやつとか、アメリカのソープオペラ(昼メロ)とかには50年超えのがいくつかあります。

この辺もアメリカで育った人なら大体一度くらいは見たことあるそうですが、いくつかはヨーロッパとかでは遅れて配信されたりもしてるそうなんですが、日本では配信されたことないし、海外在住の人くらいしか知らないかと思います。長すぎるだけじゃなくて文化の違いで受けそうにないとかの理由もあるのかもね。50年以上とか追いつくの大変すぎんだろー。

過去には映画化もされた『Dark Shadows』の1960年代のオリジナルも、たくさんのハリウッド関係者に影響を与えた古典らしいですけども、これもヨーロッパでは配信されたこともあるそうですが日本ではオリジナルは配信されてません。DVDでも1100枚とかあって超大作すぎるから難しいのもあるでしょうし、まあ古いと権利とか面倒なのもあるかもね。ちなみにこれのリバイバル版には私の好きな俳優が出てましたが、視聴率で打ち切りにあって当然のように日本未公開。

※『Dark Shadows』オリジナルと1991年版『Dark Shadows: The Revival』。どちらも英語のみ。
   

 
・それ以外の理由で日本で公開されないもの

上の打ち切りだの長すぎだのは日本で公開されない理由がありましたけども、そういうわけじゃなくて、ちゃんと面白いしそこそこの長さなのに日本で公開されないドラマもたくさんあります。

映画とドラマの日本未公開作品の一番違う点は、海外ドラマには面白くて完結してても未公開がある点。

ここの主な理由は、ドラマの配信サイトが増えてもアメリカ以外の国のドラマはまだキャッチされづらいとか、文化の違いで日本では背景が分かりづらいとか、受けなさそうと回避されてるのではとか。私は面白いって思ったけど一般的に日本じゃ受けないとかさ…。それ以前にそもそも、アメドラだって全部日本に来てるわけじゃないし、ヨーロッパのドラマだと日本で公開されてるのはイギリスドラマですらほんの一部です。

 
イギリスドラマの『Friday Night Dinner』は私が2019年に一番面白くてハマったドラマ。くだらなさすぎる下品なギャグが日本で公開されない理由でしょうか…。

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ダブリンを舞台にしたギャングドラマの『LOVE/HATE』なんてアイルランドの4人に1人が見てたってくらいの人気ドラマだったそうで、私もアイルランドの人にお勧めされて見ましたが、ガンガン死にまくりの昔のジェットコースタードラマって言われてたやつみたいで面白かった。けど日本じゃ公開されてない。

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タイトル画で目立ってる『No Offence』ってイギリスのマンチェスターを舞台にした警察ドラマも多様性を盛り込んでてそこそこ面白かったけど、ダウン症の役者さんたちがたくさん出てて、いきなりダウン症の被害者を狙った連続殺人みたいな話でスタートしてたし、こういう表現が日本ではクレーム対象になったりするのかも。

 
こういうのも配信でネタ切れになった頃に今更ながら配信されたりする可能性はあるので気長に待ってみたり、配信業者にリクエストしてみてもいいんではと思ったりもしますが。日本じゃ受けない評価基準が配信業者とかにはあってあえて輸入してないのかもしれない。

 

まとめ

正直日本に来る海外映画・ドラマは厳選されてます。なので面白いものばかり見て目が肥えてしまうと「海外の映画ドラマは質が高い」って身近な日本の映画やドラマへの評価がシビアになってしまうとこもあるかと思いますが、そこは勘違いです。海外にもほんとにつまらないのもたくさんあります!上に挙げたように、打ち切りの際のアメドラの仕事の投げっぷりは日本人にはありえないくらいひどい!

最近は配信のおかげで質より量が流れてくるので、海外絶対主義みたいなのはなくなってきてますが、その辺はいいことかもしれない。むしろ厳選したやつをテレビで放映してた昔の方が「アメドラは面白いのばかり」って思ってた人が多かったかも。配信でだらだら見てしまって「時間返せ」って体験してる人は、その辺フラットになってるかも。

私がこれまで見てきた日本未公開作品も一部ではありますが、最後に海外の低レベルの映画やドラマに触れるメリットも書いておくと、ひどいのもあると知ることで期待しすぎなくなるので「この映画・ドラマ面白い」の基準が緩くなったりすることかなと。

 
日本に入ってくる何倍もの映画やドラマが世界中で作られてます。日本に入ってきてるのはその中の一部。完全に日本語化されてるのはごく一部です。なので好きな海外の映画やドラマが日本語で完全に見られるって幸せなことですよ。