被リンク65万件?!逆SEOとスパムリンクの闇

今回はWebサイトを放置するとどうなるかの実例です。ここのサイトの話です。

つーか前にもログインアタックの時に書いたけど、私は文章は真面目に書いてるけども、そんなにここの運営の方には気合は入れてないのでWordPressのセキュリティプラグインが不正アタックとかのエラーメール送ってきた時しかアクセスチェックしてませんでした。だってここ元々テスト用のサイトだし、宣伝もしてない個人サイトだしさ。自サイト眺める暇あったらアメリカドラマを見てるってよ。

そんなわけでエラーメールが出ないのをいいことに、自サイトの被リンクチェックを怠っていた私ですが、たまたま知り合いにサイトの設定教えるために『Google Search Console』にアクセスしたわけですよ。数か月ぶりどころか数年ぶりか。そして外部リンクのところをクリックすると――

なんじゃあこれ!

Search Console

ビビるでしょ。ひとつのサイトから65万件以上もリンクされてる。2位以下を大きく引き離してぶっちぎってる。しかも『.fr』のフランスドメイン。そのドメイン名でぐぐると通販サイトとかっぽいフレーズとか、なんかいろいろコピーしたみたいなワードサラダサイトが出てきます。つまり、怪しいサイトから大量のスパム攻撃受けてたと。

ざっとぐぐってみたけど、こんなに食らってる人いない…。1サイトからいくつ被リンク受けたか選手権があれば、間違いなく上位入れそうな数です。これ見ただけで私のダメさが分かるやつ。

普通は『外部リンク』が増えると嬉しいものです。他のサイトさんとかが紹介してくれたってことだったりするので。けどさフツーは気に入ったWebサイトを紹介するにしても、大量にリンク貼らないじゃん。せいぜい1つのドラマのシリーズページ全部紹介するくらいよ。それが65万件超えってどれだけ私のこのサイトが好きすぎるのって。どう見ても普通の外部リンクじゃない。

Search Console

しかもどこにリンクされてるのかを見ると個別のページではなくて月アーカイブらしい。一番古い2011年10月~今年の2021年7月まで、大体16,000~17,000件ずつスパムリンク貼られてます。こんなん手動でやってられないからツールで毎月分自動生成してたんだろうね。けど今は11月。なんで途中でやめたのさ。

と、ふと気づいてアクセス数推移のページをチェックして該当期間の確認してみると、7月末にドーンと落ちて、そこから下げ基調。どうもスパム攻撃受けてしばらくしてここのサイトは順位が落ちたので、もはやスパム攻撃はしなくてよくなった…というかする意味なくなったらしい。

アクセス数減ったの気づいとけよ。←だからチェックしてないので。

まあスパムリンク貼りツールの上限が65万件とかでこれ以上貼れなくなって止まった可能性もあったりして…。普通のWeb管理者はここまでやられる前に気付いて対処するってよ。

 
そんなわけで、今更ですが私もこのドメインを『リンクの否認』しておきました。これでこいつからの怪しいリンク攻撃は無効化されるはず。まあ他にも怪しいスパムサイトでは数件リンク程度のがぼちぼちあったりしたんだけどさ、とりあえずでかいのだけチェックして様子見したいじゃん。

Search Console

まじでいつからあんなことになってたのか分からないけど、この画像の30件のうち29件は過去に否認したURLだった。履歴見たら2020年1月にやってたので、約2年くらい放置してたっぽい…。

 
で、なんで65万件もリンク貼ってきたのかというと、私は最初怪しい海外スパムがワードサラダページを作るのにコピーしたからと思ってました。だって上でも書いたようにこのドメインとサーバーはフランスっぽいし、URL踏んでみると、いろんなドメインのニセ通販サイトにリダイレクトしたり怪しいんだもん。すでに対策されて閉鎖してるサイトもあった。

けどプロでWeb制作してる知り合いのプログラマーが言うには、「16000件ずつとかきっちり大量被リンクって、それ嫌がらせでしょ」って。逆SEOで故意にやられたのではってよ。

は?放置個人サイトに逆SEOを仕掛ける相手?誰よ?

「そんなんできるのIT屋では」

まあここではアメドラとか映画の感想だの書いてますが、アメリカドラマ見てる人が逆SEOとか詳しいかって詳しくないわな。ITのことはIT屋さん。てある意味当たり前なんですが。

「過去に見た案件では、IT系の記事とか書いてると同業に潰され…(以下自粛)」

なにそれ。もしや。Windows updateでパソコンがぶっこわれとか書いてるけどそれか?それが目障りだってこと?

Windows Updateでパソコンがぶっ壊れた!~Critical Process Died~

「ただのスパムの可能性もあるけどね」

どっちなんだよ。いきなり弱気になるプログラマー。

しかし可能性としてはあるらしいよ。てかスパムサイト作ってる人もWebのプロなわけで、似たようにスパムリンクを当てるツールを使ってる可能性はあるとかよ。まあ嫌がらせ的には、スパムサイト65万件から1リンクずつ貼るみたいな分散型の方が否認もしづらくて手間度は上みたいです。ので1件から大量の方がまだマシと。

「どちらの可能性もあるけど、アーカイブに被リンク当ててるところは、どの記事も上位に来ないようにって意思を感じる

彼が言うには個別ページではなくて月アーカイブに大量スパムリンクを貼るのは、全ての期間の記事に満遍なくスパムが反映されるように、つまり全記事落とす意図があるんでは、らしい。ひー。だから彼は故意説を唱えてる。

「もしくはすごい恨まれてる?」

いやいやそれはないと信じてます。けど私怨で私のサイトを狙う可能性もゼロではないと…。私の書いた内容にムカついて逆恨みとかあるかもね。わはは。競争激しいジャンルとかは、ライバルサイトが追い落とすためにわざとスパム攻撃する、みたいなのもあるそうだし。まあいずれにしても恨まれるよりはビジネス逆SEOの方がマシだね。泣。

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そもそもなんでそんなことをするかというと、敵に大量のスパムリンクを送ることでGoogleに敵のサイトは怪しいドメインのお仲間だって認識されるようになる。するとGoogleは「スパムは検索結果から取り除くぞ」とリンクが貼られた敵サイトを圏外へ飛ばす、こともあると。

そうやって目障りな敵サイトは検索結果から飛ばしまくって自サイトを常に検索上位に持ってくるのが逆SEOというわけです。ひー。って、私ぶっちゃけ圏外に飛んでても気づかない可能性あるんですが。てかアクセス減ってても気づいてなかったし。←だって何度も言うようにチェックしてないから。

「せめて600…いや6千…無理でも6万件もリンク貼られる前に、気づけよ!

とプログラマーの彼にも笑われましたけども。65万件も貼られてて気づかないって自分が怖いです。

というわけで定期的に、アクセス数と外部リンクの内容はチェックしましょうと。そしてインターネットでもリアルでも敵を作らずみんなと仲良くしましょう。笑。

私は海外無差別スパムの仕業と信じて(信じたい)いますが、個人にも容赦なく逆SEOかける企業もいるとか聞くと、個人にそんなセコイことする前に己のサイトのレベル上げろよとか煽りたくなってしまうけど、向こうはまあそれで仕事してるんだから死活問題かもしれない。けど闇が怖いよーと。

正直、ウイルスとかセキュリティ突破しようとしてこなければまだマシじゃんとか甘いこと考えてたりもしますが、リンク先が感染してる可能性はあるしさ。やりすぎると不正アクセスで犯罪だからね。グレーなところで行くのかもね。