Friday Night Dinner [2011-2020 Channel4] 超おすすめ・ドラマの概要&感想とクランブルレシピ紹介?!

 
金曜の夜に合わせてアップです。またポール・リッター(Paul Ritter)です。どれだけ同じおっさんばかり見てんだよって感じですが、まだ他にも見てます。書く方が追い付いてません。さてそんなわけでパッケージからコメディ要素は見えると思いますが、今回は日本未公開のイギリスのシットコム。

正直なところ、私はクライムドラマが好きなので、こういうコメディやファミリードラマっぽいのは興味なくて、全然期待してませんでしたが。が。

今年見たドラマの中で一番面白かった!マジ日本でも公開すべし!みんなにぜひ見てほしい!

しかしお下品すぎて表立っては言えない。笑。下ネタ多くてくだらないけど、くだらなさすぎて面白い系です。全くためになる話はありません。笑いのレベルも高くない。ただひたすらふざけててウザい。でももう私はオープニングテーマ聞くだけで笑えて来るくらいよ。Martinに惚れたわ。『The Carpet Cleaner』と『The Fox』『The Tin of Meat』の話が特にお気に入りです。

このドラマは2011年からシーズン5まで出てて、来年2020年に次シーズンも公開予定です。と言っても1話約24分で1シーズン6話+クリスマス回を入れて全31話しかないのでサクサク見られます。イギリス以外の英語圏でも放映されて人気もあるようで、アメリカ版のリメイク話も作られたことがある。けどこの世界観はアメリカでは再現できなかったらしい。↓

IMDb.com
このドラマ イギリス版 Friday Night Dinner
リメイク版 アメリカ版 Friday Night Dinner ※Pilotのみ

 
イギリス在住の人は、Channel4のサイトでユーザー登録すると全話?見られるようです。それ以外の国の人はフツーに登録しても、登録はできるけど見られない。

とりあえず私はDVDを買いました。DVDはシーズンごとのバラのとか、途中までのセットとか何種類かあるけど、去年の冬に現時点の最新話まで全31話が入ったBOXセットが出てるのでそれをゲット。UK版のリージョン2で英語字幕付き。Amazonにはドイツ語字幕とか書いてあるけどそんなものはない。シーズン1とシーズン2はインタビューとか撮影秘話も入ってる。

タイトルにもなっている『フライデー・ナイト・ディナー』は、ユダヤ教の安息日『シャバト』を指していて、このドラマはユダヤ系イギリス人のGoodman一家が主人公です。独立している息子二人が金曜の夜に実家へ夕飯を食べにやって来て、そこで起こる事件(というほどのものはない)をめぐるコメディドラマ。なのでいつも息子二人が車で実家に戻ってくるシーンから始まります。そしてほぼ家の中か周辺が舞台になってる。

イギリスはアメリカ等に続いて何番目かでユダヤ系の多い国らしいですが、正直(私も含めて)日本人には、ユダヤ系って言われてもピンと来ないと思います。昔「日本人は華僑とユダヤ人には金持ちしかいないと思ってる」って言ってる人がいましたが、そんなイメージ?日本で見かけるのもこんな本ばかりだし…。話題になるのもアメリカのお金持ちばかりだし…。

      

けど勿論、普通の暮らしをしている人たちもいますということで、このドラマの一家はイギリスのごく普通の(?)中流階級です。

安息日『シャバト』を厳密に守ってる人は、家事も含めて一切の労働しないらしいけど、毎回Jackieはディナーの料理してるし、そうでない時は中華レストランへ行ったりデリバリーしてるし、挙句にクリスマス回があって、何でユダヤ人がクリスマス祝うのって息子Adamに突っ込まれてたりするし、宗教的な厳格さはない。見た目もファッションも普通だし、お祈りとかするシーンもないし。

けど隣人Jimが真似して「Shalom」とか「Mazel tov」って言ってたり喜んでたり、お葬式や結婚式のシーンがあったりするので、その辺にユダヤ教らしさが出てる。ユダヤ系脚本家が自分の家族を元に書いてるらしい。ユダヤ教の戒律とかを知ってる人は、私が気づかなかった細かい設定に気づいたり、笑えるポイントや感心するところがあるかもしれない。逆に不謹慎って思う個所もあるかもしれない…。

登場人物

・Mum Jackie。綺麗好きで料理好き。カーペットの汚れを気にしたり、カーテンやインテリアにこだわってる。嫌なことがあるとジントニックを一気飲みしてる。息子たちの恋人の存在が気になったり、彼らとMartinにはしょっちゅう小言を言ってるけど、夢に嫉妬するほど夫とはラブラブだし、子供たちのことも愛してる。このドラマでは一応一番マトモ?でツッコミキャラ。

・Dad Martin。耳が悪くて右耳に補聴器入れてて、たまにずれたこと言ってたり、逆手にとって聞こえないふりしてとぼけたり。暑いと「I’m bloody boiling!」とか言ってシャツ脱いで裸になってる。物理とニュートンが好きで、サイエンスマガジンのバックナンバーを妻に捨てろって言われて庭の物置小屋(隠れ家)に隠してたり、双眼鏡とか顕微鏡で観察してたり、計算機でいろいろな日数を計算してたりするのでアホではないはず。だけどボケキャラ。動物の死骸とかをJackieから隠そうとしてたり、宝物(壊れたホチキスとか傍から見たらガラクタ)を捨てられそうになって抗ってたり、その辺の流れから大ごとになったりする。

・長男 Adam。音楽家でCM音楽を作ったり表彰されていたり。恋愛面ではちょっと奥手で両親はそれを気にしてる。何度か好きな相手が出てきてるけど、弟の下ネタやエロ系の妨害されてたり、更には好きな子を取られたりしてる。たまに弟にやり返して勝ってるとこもある。

・次男 Jonny。スプレー缶のクリームをよく口にプッシュして食べててJackieに怒られてる。不動産屋勤務だけど途中でクビになったり。入れ墨入れて怒られたり。女にはモテてて、誰も見たことのない恋人Alisonがいた(けど消えた?)り、兄の好きな子とくっついてたり、年上の上司に好かれたり、ラスベガスで勢いでアメリカ人と結婚してたり。要領はいいけどアホで、下ネタとか食べ物使った悪戯を兄とし合ってる。

・隣人 Jim。正直変質者。ウザい。いつもジャーマンシェパードのWilsonを連れてる。そして飼い主なのにいつもWilsonにビビってる。Jackieのことが好きでたまにセクハラしてたり、死にかけて人工呼吸されてもう一度死にかけてみたり。いつも息子たちの名前を逆に呼んで訂正されてる。迷惑がられてるのに毎回、家にやって来て追い返されたり、たまに入り込んでたり。「今はユダヤ式ディナー中だから」みたいに、追い払われる時に適当に『ユダヤ式』って言われてる話を喜んで真似したりしてる。

・Jackieの親友 Valerie。いつもJackieと似た格好してて双子みたいな親友。夫Larryと仲が悪くてケンカしては愚痴りに来る。何かとうるさいからJackie以外のGoodman一家には嫌がられてる。Martinの宝物を捨てようとして争ってたり。

・母方のおばあちゃん Nelly。初登場時78歳。いつも髪型を気にしててシェリー酒とヨーグルトが好き。Mr Morrisと不倫の末に再婚しようとしてたり。孫たちには毒づかれてるけど、父方の祖母よりはまだ好かれてる。

・Nellyの婚約者 Mr Morris。初登場時は93歳の妻がいた83歳。Adam&Jonnyと買い物へ行って避妊具買ってたり元気は有り余ってる。後に妻が死んで再婚しようとする。横暴で気難しくて車とかいろいろ物壊してたりする。ちょび髭だからヒトラーみたいとか言われてる。格闘の時にやっぱり服脱ぐ。

・父方のおばあちゃん Cynthia。誰に対しても嫌味で毒舌でみんなに嫌われて「Horrible Grandma」って呼ばれてる。飼ってた犬はWilsonに襲われてた…。

彼らの他は、中華レストランのスタッフとか、清掃業者とか、誰かの恋人とかスポット的なゲストが来るくらいで、登場人物は多くない。

Friday Night Dinner: Series6 [2020 Channel4] ネタバレ感想

くり返しの物語

一応ドラマ内で年は取ってますが、このドラマはサザエさん的というか、同じことのくり返しです。ファミリー含めたメインキャラクターで見せる要素が強くて一話完結なので、キャラクターが分かればどこから見ても変わらない。

毎回兄弟が実家に戻ってきて、父Martinは「Hello bambinos.」って出迎えて、二人は母Jackieにキスして、童心に帰って互いの飲み物に塩とか入れたり食べ物投げ合ったり、スマホテキストで悪戯し合ってたりで親に怒られる。奥手な長男AdamはMartinに「Any females?」って気になる子はいるのか尋ねられてそのたびに嫌がる。

犬を連れた隣人Jimは毎回家族にウザがられつつもディナーを邪魔するように訪問してきて、息子二人の名前を反対に呼んで突っ込まれて、Jackieが出てくると「Hello Jackie, you look nice.」って彼女を褒めて、自分の飼い犬に脅えてる。たまに出て来るJackieの親友Valは、いつも夫とケンカしててJackieが慰めて男性陣には鬱陶しがられてる。

Martinもうっかり落とした料理を鍋に戻したり食べてたり。やたら物を壊したり食べ物を粗末にしたり、パンツ1枚になってたり体張った系のギャグとか、下ネタとか変な動きとかハイテンションで騒がしい。沈黙シーンがほとんどなくて喜怒哀楽が激しくてとにかくウザいけど、私ウザい男が好きなのだ。しかしJimは苦手なのでただウザいだけでも駄目なのだ。

Channel4『Friday Night Dinner S04E02』
Friday Night Dinner フライデー・ナイト・ディナーMartinは暑がりだから何かと上脱いでるんだけど、直視できない…。というか直視したくない…。

 
そんな中で毎回、事件が起きるわけですが、小物が出てきた時点でオチまで見えるベタなネタ多め。例えば隣の犬が「ノーミートダイエット」始めたから肉を避けてるって言ってる横で葬式の準備を始めてたら、最後はどうなるか薄々想像つくよね、みたいな。

棺桶が落っこちて犬がそこに飛びつくわけですが、その過程で、弔辞の言葉が思い浮かばないMartinが死亡診断書の下品な病状を深刻な顔で読み上げてたり、怖いおばあちゃんの髪型が決まらないやり取りとか、遠いおじさんの葬式よりF1モナコGPの中継が気になる次男Jonnyとか、ウザい隣人とか、それぞれのキャラにあったコメディ要素が混じってるので、オチが分かってても笑わせる。

 
他にも結婚記念日の金曜に息子たちが帰宅したら、両親はいなくて心中してんのかとか毒づきながら声のする二階へ行くと、下着姿で夫婦がイチャイチャしてて、うげって顔する二人。終わるまで追い出されて車の中で「They still have sex.(あの二人まだセックスしてる…)」ってショック受けてたり。終わって迎えに来た父とか、浮かれていちゃつく両親に微妙な顔してたり。↓その部分のエピソードが公式で公開されてます。

照れてると思ったMartinが後で奥手な長男Adamに性教育始めて、「p*nis」とか「penetrate」とか言って、Pワードはもうやめてって言われてたり。次男Jonnyはそこに悪戯してたり。更に次男の入れ墨話とか、プレゼントの絵が下手過ぎて気に入らないJackieとか、隣人の妨害とか、色々混ざって騒がしい。……とか。

 
ただ見る人を選ぶと思うのは、『The Piano』の話とかたまにやりすぎて笑えないエピソードがあったり、下ネタが『昭和的』なところ。ゲップしてJackieに嫌な顔されてたり、鼻水とかくしゃみとか、やたら「p*nis」連呼してたり、ぬいぐるみの股間に変なのついてて喜んでたり。志村けんとかあの辺的なやつ…。

Martinも暑いってすぐに上脱いでるし。アメドラだとハンサムがファンサービスで脱いでますが、こっちはおへその下まで毛深いしお腹出てるし全くサービスじゃありません。おばあちゃんのビキニ姿もあるし、婚約者のMr Morrisも隣人Jimも脱ぐし、画面が何かと小汚いよ…。

上の通り両親がイチャイチャしてたり、おばあちゃんが不倫の末に再婚しようとしてたり、娘Jackieにセックスライフが充実してるとか打ち明けてたり、孫たちの前でもいちゃついてたりは日本にはあまりない点かな。その辺をいじってる下ネタとか、性格悪い父方祖母やMr Morrisにいつ死ぬのとか毒づいてたりもパターン化してる。

兄弟がスマホのテキストで悪戯し合ってて下ネタが多いんだけど、Jackieのスマホからこっそり「I wish you’d never been born. Love mum(あんたなんて生まれて来なければよかった、ママより)」みたいなのを打ってたこともある。これ私の感覚からすると、超えちゃいけない一線超えてる気がするけど、そういうのもブラックな笑い?

ユダヤ系家族なのに、MartinがAdamの誕生日にナチスの図鑑みたいな本贈ってJackieに怒られてたり、ユダヤ人が嫌いって言われて言ったやつ追い出してたり、庭に十字架立てられてたり、宗教・人種的なエピソードも重くなくて笑いになってる。ダイエットで野菜ばかり食べさせられて、ナチスの収容所みたいってMartinが嘆いてたり。

夫婦も家族も仲がいいし、深刻な話がない(というか葬式とかも茶化してる)のは気楽でいいし、悪乗り下ネタ系が乗り越えられれば楽しい。くり返しドラマなので、毎回のように出てくるフレーズがキャッチーだったり、ボケとツッコミがテンポよかったりのノリは中毒性あるかも。

なのでIMDbやAmazon.comのレビューも意外と高評価なのも理解できる。一方で拒絶反応起こしてる人もいる。笑。それも気持ちはわかる。このノリについて行けないと、ウザくて悪趣味な笑えないドラマ、となりそう。

そして長男Adam役のサイモン・バード(Simon Bird)が出ていることもあって『The Inbetweeners』ってドラマと比較してる人も多くいます。こちらは日本でもnetflixで見られます。やっぱり下ネタ出てくるけど、さすがにこのドラマほど汚くない…。私には主人公の彼らの青春ははるか遠い話過ぎて、まぶしかった…。

英会話の勉強に勧めたい!!!?

このドラマはキャラクターのボケや変なリアクションに、毒舌コミのボケツッコミやお下品ワードその他のテンポの良さで笑わせるドラマですが、全く英語が分からなくても、動きの部分は見ていて分かるので、そこそこ笑えると思います。

そしてくり返しのドラマって上で書いたように、Martinの口癖「shit on it.」やbloody連呼、子供たちが家に来る時の「Hello bambinos.」とかディナーの肉を見るたび言ってる「lovely bit of squirrel」とか(リスを食べてるわけじゃない)、息子二人が互いに呼び合ってる「pissface」「pisface」とか、独特なフレーズは何度も出てくる。

更にこのドラマは、場面転換のBGMの時以外はほぼずっと喋ってる。ただウザいだけって話だけども。

なのでこのドラマをくり返し見ていれば、自然とフレーズを覚えてしまう。イギリス英語を覚えたい人にはぜひくり返し見てほしい!英語字幕もついてるしさ。

しかし最大にして最悪の欠点もあります。スラングやお下品ワードもてんこ盛りなのです。笑。しかもやたらテンポがいいからつい口ずさみかけてやばいってなる。

日本でも公開してほしいけど字幕は難しそう。吹き替えかな。でもわざわざ翻訳するほど高尚なことも言ってない。笑。でもやっぱり公開されてみんなに見てほしい。

中流家庭?

毎回タイトル通りにディナーシーンがあるけど、異物入りの水吐いてても、口から物飛ばしてても、子供たちもナイフとフォークは綺麗に使ってるし、肘ついたり品のない食べ方はしてない辺り、育ちはよく見えます。来る時に花束持ってきてたり、Martinも息子たちも洗い物とかお手伝いはしてたり躾はされてる。でもやってることは下品で子供っぽい。

広い家じゃないけど、インテリアもJackieがこだわってるからお洒落。よく映るキッチンも、戸棚から冷蔵庫まで木製の扉で統一されてるし。

けどイギリスなので(一度しか使うエピソードはないけど)キッチンの洗い場の下にドラム式洗濯機がある。トイレとお風呂は別にある(このドラマでは一階二階にそれぞれある)のに、どうしてそっちに寄せないんだろうね?イギリスの家の謎。まあイギリスの人も、日本の家を見たら謎だと思うとこがあるかもしれないけど…。

Channel4『Friday Night Dinner S04E03』
Friday Night Dinner フライデー・ナイト・ディナー

お皿とグラスが並んでて、ナイフとフォーク使ってるだけで、ゴージャスに見える。たまにお客さんが来てる時?はお皿二重に重ねてるけど、そんなの日本では結婚式かフランス料理でしか見ない。←超庶民。

ただ料理自体はチキンとかのメインと、ポテトやいんげんの野菜があって(Martinはケチャップ好きでそのまま舐めたり料理にかけてる)、それとパンにワインが基本みたいで、シンプルで量は多くない気がする。

前後にクリスプ(ポテトチップス)やナッツつまんでたり、食後にクランブルを食べてるけども。イギリス文化なのか、ユダヤ式なのかは分からないけど割と質素です。

そんなわけでイギリス料理?

イギリスが舞台なので、トラディショナルな料理は割と出てきます。オックステールスープとかキャセロールとかクランブルとか。でも結構な割合で落としたりぶちまける用だったりする。カレーも食べずに車にかけてた…。

でもアメドラの料理(アメリカの食べ物。特にジャンクなやつ)は日本でも割と入って来てるけど、イギリス料理ってあまり見かけないなとドラマ見ながら思いました。お茶と軽食ばかりだよね。イギリスの食べ物って言われたら日本人が真っ先に思い浮かべるであろうフィッシュ・アンド・チップスもスコーンも、このドラマの舞台はちゃんとしたディナーだから出てこないよ。

 
Crimble Crumble(クランブル)
デザート『クランブル』はこのドラマでは子供たちのお気に入りでおいしいと評判という設定で、毎回のように出てきます。

イギリスでは、切ったリンゴなどフルーツを砂糖とかシナモンとか混ぜてトレイに並べた上に、ポロポロのクランブルを乗せてオーブンで焼いて、食べる時は各自の皿に取り分けてカスタードとかホイップとかクリームをかける『アップル(フルーツ)クランブル』が基本らしい。

フライデー・ナイト・ディナー Crumble

クランブルは、成城石井のチーズケーキの上にかかってるぽろぽろしたあれとほぼ同じです。細かく言うとケーキの上のは『シュトロイゼル』ってドイツ語由来のぽろぽろで、クランブルの方が甘さ控えめらしい。※下の部分は全然違います。

ユダヤ教だと乳製品と肉は一緒に食べないって決まりがあるらしいけど、それが理由なのか、このドラマはディナーの後に(リビングへ移動して)食べてる。

ベーシックなアップルクランブルレシピ。 [4人分材料]

A・下地

  • 中サイズのリンゴ3つ。皮をむいていちょう切りに
  • ゴールデンキャスターシュガー(日本では極細グラニュー糖で代用)大さじ2
  • レモン汁少し
  • シナモン小さじ1/2

B・クランブル

  • 薄力粉175g
  • ゴールデンキャスターシュガー(日本では極細グラニュー糖で代用)100g
  • 冷たいままの無塩バター100g
  1. オーブンを温めておく。
  2. 耐火皿にAを混ぜ合わせたものを敷く。
  3. ボールにBを入れ、バターがぽろぽろになるまですり合わせる。溶かしちゃ駄目。
  4. 2の上に3を載せて、オーブンで、上に焼き目がついてリンゴに火が通るくらいまで(40分ほど)焼く。
  5. 皿に取って、カスタードクリームや、アイスを添えて食べる。

※Aは鍋で煮て火を通しておくレシピもある。その場合、オーブンの時間は短めになる。
※リンゴの代わりに別のフルーツにするとか、オーツ麦を上からトッピングするとか、クランブルの量を増やすとか、いろいろバリエーションもある。

※ここは何のサイトなんだよ?って感じですが、ドラマの感想サイトです。

 
Profiteroles(プロフィトロール)
名前だけ聞くと未知の食べ物ですが、シュークリームです。日本の『シュークリーム』って名前はフランス語『Chou a la creme』から来ているそうで、英語だと『Profiterole』。英語圏でシュークリームって言ったら靴クリームで食べ物ではありません、的な。ちなみにフランス語の『chou』はキャベツのことで、キャベツに似たお菓子だからシュークリームらしい。

フライデー・ナイト・ディナー Profiteroles

ドラマのはチョコがけミニシュークリームだけど、イギリスではそのタイプが主流らしい?。でも大きいシュークリームもあってやはり『Profiterole』らしい。

ただしフランスだと、イギリス式の小さいのは『La profiterole』であって、『Chou a la creme』じゃないらしい。ミニシューとシュークリームみたいな?

日本ではスーパーでもケーキ屋さんでも安くて美味しいシュークリームがたくさんあるし、生地だけふくらませてクリーム入れるって地味に面倒臭そうなので、自作するって発想もなかったけど、Jackieは手作りしてます。感心します。イギリスのママさんは作るのかな?

 
Crispy Duck(クリスピー・ダック)
明らかに違う!笑。ダックはアヒル(とカモ)でチキンはニワトリ。デリバリーの雰囲気を真似しようと思って紙皿に乗せたら、チープな宴会メニューみたいになってしまった…。

フライデー・ナイト・ディナー Crispy Duck

これは日本では見かけない。と思う。調べた限りでは、北京ダックを身ごと一口大にスライスしたものに近いけども、先にスパイスを加えて揚げてるらしく、ちょっと作り方が違うんだそう。そして北京ダックほどお高くもないようで、イギリスではポピュラーに食べられてるらしい。

ドラマではMartinの好物らしくてたまに家のディナーが駄目になって中華になると「クリスピーダック!」って喜んでる。でも大体食べる前に事件が起こるので、ちゃんとしたお姿が出てこない。なのでビニール姿なのです。

日本の北京ダックなんて高級中華だし皮だけだし気軽に食べられないから、デリバリーとかでも頼めるらしいこのクリスピーダックがちょっと羨ましい。なんで日本に一番近い中国の料理が入って来ないのよ?←イギリス生まれの中華だからです。北京ダックと同じく、スライスキュウリとかと薄餅で巻いて海鮮醤(Hoisin sauce)につけて食べるらしい。気になりすぎて友達のアメリカ人の友達のイギリス人に聞いてしまった。笑。

ちなみにインドネシア料理にもあるみたいだけど、そっちはもっと丸ごと揚げてフライっぽくなってる感じ?これも食べてみたいね。

 
他にも中華レストランで春巻きとか食べてるシーンがあったり、パブへ行くシーンもあるけど、出てくる料理にバリエーションはあまりない。チャイニーズ料理ばかりなのも、基本は乳製品がないからかも。

アメドラだと『Blue Bloods(ブルーブラッド)』(警察一家のドラマ)が、毎回美味しそうな料理をアイルランド系移民設定の主人公ファミリーが食べてて、ドラマのレシピが本になるほどなんだけど、このドラマも頑張ってたくさん料理披露してイギリス料理の本出してほしい。床にぶちまける用の料理が多いから駄目か…。

  
というわけで、グルメレポートみたいになってきましたが、美味しそうな料理や、お洒落なインテリアとか、素敵要素もあるにはあるよ。でもドラマはひたすらお下品で騒がしいので、見る人を選ぶと思います。面白いは面白いんだけども、笑。

でも終始陽気でふざけてるので、難しいことを考えずに見たい時にはお勧めです。まじで私の今年No1です。次シーズンも出たら見ます。※見ました↓

Friday Night Dinner: Series6 [2020 Channel4] ネタバレ感想

イギリスの家庭料理
砂古 玉緒(著)
世界文化社


※こちらは真面目に日本語で書かれていて、日本で作れるイギリスの家庭料理の本です。