60歳を振り返る

唐突なタイトルですけど、私のことじゃありません。今日は私の好きなアメリカ俳優の60歳の誕生日です。つっても最近全然仕事してないので近況知らないけど。60歳て響きがずいぶん遠くへ来たなあって感じがするけども。還暦だもん。赤いちゃんちゃんこ着せなきゃ。ってアメリカにはそんな習慣ないから…。

完全他人事で自分が60歳になる未来とかも想像つかないけど、まあ好きな人が年取るならば当然私も同じだけ年を取っているわけで、意外とあっという間かもしれない。

振り返ってみると初めて彼を日本のテレビで見たのが1997年で25年前!彼が35歳くらいの頃よ。1997年なんてまだこの世に生まれてなかったよって人も大勢いるだろうと思うと、私も大概ですよ。。。

しかし海外ではもっと前のドラマから応援してる人とかもいて、ファン歴30年超えてる人とかもいる。もはやライフワークだね。

とは言うものの私の好きなその方はもはやバリバリ仕事する気はないようで、私も新作気長に待ちつつ、過去のも見られるものはほぼ見尽くしてくり返し延々ループしてるくらいなので、ファン活動も労力は全然かかってない。それで暗記するくらいくり返し見続けてたら英語の勉強にもなったからよかった。←ポジティブシンキング。

 
まあ今は配信で世界中リアルタイムで見られたり、DVDとかも割とすぐに出るし、ニュースはネットで配信されるので、アメリカの俳優だって日本からほぼリアルタイムで追えたりする時代ですが、昔は配信もなかったしDVD化も数年かかったりで、やたら待つ時間が長かった。アメリカのゴシップ情報も日本の海外ドラマや映画情報誌で手に入れたものよ。

そんな時代からのファン活動だと、過去のドラマの共演の方が亡くなるニュースとかもちらほらあったり、引退する方もいたり、別の業界で有名になってたり、脇役だったのにヒットして今は有名になっていたり、いろんなパターンも見えてきます。勿論、昔からずっと活躍してる人もいますよ。

そしていろんな人生パターンを見ていると、ずっと最前線で活躍して話題になっている人をすごいと思いがちだけど、本人がそれを必ずしも望んでるわけじゃない場合もあったりするんだと気づいたり。

どういうことかって言うと、見てる側からしたらずっとハリウッド映画で主役やってる人が一番すごいじゃん。まあドラマでも同じだけど、画面に多く出てる有名な役者が一番すごい。出てこなくなったら終わりっていうか人気なくなったって思うし、だからこそ好きな役者にはガンガン出てて活躍しててほしいって思うけど。

けど画面の向こうの人からしたら、何億も何十億も稼いでもう一生安泰なのに、更にバリバリ働いたり人気を気にするのは面倒臭い。――という選択肢もあると。一般に直すと、宝くじが当たったのにまだ働きたいか、みたいな話よ。

特にアメリカだと若いうちに稼いで早期リタイヤもいいねって人も多いようで。その辺はFIRE(Financial Independence、Retire Early)とかって概念が翻訳されて本とか出てて、日本の若い世代でも目指してる人が増えてきてますが。必ずしもずっと第一線で働いて華やかな場にいるのが幸せかって言うと、そう思わない人もいると。

  

 
ドラマの役者の話に戻ると、ある程度結果出して満足して引退した人、画面に出るのに見切りつけて制作側や裏側に回ったり、別事業を起こしてる人とかもいるし、そっちで有名になってる人もいるし、必ずしも画面から消えたから落ちぶれたってわけではなかったり。

一方で稼げなくてあきらめた人、闘病とかプライベートの事情で引退した人も、逮捕されてる人もいるし、うまく行く例ばかりじゃない。千差万別な選択肢がある。

特に近年は私もこの本命の動きがなさすぎるのでイギリスドラマに浮気して、二番目に好きな役者さんができて喜んで見ていたら、去年そちらが若くしてお亡くなりになってしまったので、画面の向こうの人も健康問題とかいろんな現実と戦ってるってことをしみじみ思ったりもした。

画面で見えてるのはただの一部で、その向こうの人にも人生があっていろんな選択肢があるんだって当たり前のことに気付かされた。

    

そろそろこういうジャンルの本が気になってくるお年頃…。

 
若い流行りの役者さんのプライベートニュースは恋愛とかファッションとか華やかなのばかりだし、若いファンの方はそういうキラキラした世界を追いかけているものだけど、年取ってくると、架空のキラキラした話ばかりじゃなくて現実も見えてくると。笑。

実際ベテラン役者のニュースは健康問題とか内容も変わってきたりするのよ。夢が壊れるけども。そして最後のニュースは訃報だもん。

ファンの方も年取ると病気とか体験した役者の話に同情したり、リアルの切実さに共感するようになってきたり。ドラマや映画見てても、現実忘れてフィクションに浸って――とばかりは行かなくなってたり。

ファン同士の会話も、どのシーンの彼がカッコいいとかって話から、私ら本人の健康話とか家族の話に移ってきてたり…。生々しいっての。

まあこんな感じの応援温度になってくると、もはや本人が幸せでいてくれればいいやって達観した気になってます。お誕生日おめでとう。あなた長生きしてね。